胸は大きく、ウエストは小さく…私たちはそのように願うものですが、悲しいかな、世の中思うような体型には中々恵まれません。ダイエットをしてみれば、胸から落ちる、太るときにはウエストから太る…そんなものなのですよね。
そう考えると、基本の体型はそのままで、胸にだけボリュームを持たせるなんてことは不可能なのでしょうか?…いいえ、完全に不可能なわけではありません。ただ、胸は脂肪の塊です。そのため、下手をするとただたんに太ってしまうという可能性も否めません。
そのため、一層の工夫が必要で、摂取カロリーの調整をしたりする必要も出てきます。そして、胸を成長させることにはなりませんが、胸筋を鍛えることで、胸回りに重さを付け、上向きのバストを作る、ウエイトトレーニングを組み込む必要もあります。
ちょっと普通に太るのとはわけが違うので、コツが変わってくるのです。では具体的にどのようにしたらよいのでしょうか?
全体的に体重を増やすことが大事
胸部分を増やすということは、ある程度体重を増やすということです。つまり、今まで摂っているカロリーを減らすのはダメです。いつも自分が摂取している1日の総カロリーに250キロカロリー増やすということが基本となります。
また、食事は1日3食ではなく、6食にします。例えば、1日1800キロカロリー摂っているのであれば、1回の摂取カロリーを340キロカロリーにし、それを1日6回摂り、総計2050キロカロリーに持っていくということなのです。
加工食品や飽和脂肪酸を含んだ食品は避けましょう。代わりに、鶏肉など脂肪が少ない肉、低脂肪の乳製品、全粒粉や玄米、野菜、種類、ナッツ類、豆類などを積極的にとると良いでしょう。
スポーツジムでエクササイズをしてバスト以外の脂肪は落とす
スポーツジムにあるエクササイズベンチを60度に設定し、インクラインチェストプレスを行いましょう。ダンベルを両手に一つずつ持ってベンチに腰掛け、太ももの上に置いて休めます。
そこから手のひらを前に向けるような格好でダンベルを肩の高さまで持っていき、ひじを90度にします。そのまままっすぐ宙にまっすぐ伸ばし、少し止めてからゆっくり下に下ろします。これを繰り返します。
ダンベルプレスなど上半身のエクササイズが有効
ベンチを平らにします。ダンベルを両手に一つずつ持った状態でそこに仰向けに寝そべり、ももの上にダンベルを持った手を置きましょう。今度は手のひらを正面に向けて、ひじを若干曲げた状態でダンベルをまっすぐ空中にあげます。
ゆっくりとダンベルを自分の両サイドに落としていきます。この時上腕は床と平行になるようにします。これを繰り返します。
ジムに行けない時は自宅で腕立て伏せをやってみる
腕立て伏せは胸の下の部分の筋肉を鍛えてくれます。これを行うには、プランクポジションと呼ばれる、両手を肩幅より若干広めにとり、手を肩の真下につくポジションをとります。
そこからひじを曲げてゆっくりと身体を下ろして行き、床から10センチくらいのところまで下ろしたら、またひじを伸ばして元のポジションに戻ります。これが辛い時は、床ではなく、固定した椅子やテーブルに手をついて行っても構いません。
バストケアのマッサージも積極的に
脇やバスト周辺にあるリンパ腺やツボを刺激して、老廃物を体外に排出しながら、女性ホルモンの分泌を促し、魅力あるバストづくりを目指しましょう。
親指を抜かした4本の右手指を左の胸の上側に置き、内側から外側に向かって、くるくる円を描く様にしてリンパ腺を循環させます。逆も同じようにやりましょう。次に、胸の下に片方の手指を4本当て、逆の手と交互にわきを通って上に流します。
片方ずつ、両方の胸を行いましょう。最後に両手指を使って、胸を下から上にたたくようにマッサージします。なお、これを行うときに、滑りが良くなるようにマッサージオイルやクリームなどを使って行ってもよいでしょう。
人気のバストアップサプリメントも積極的に活用してみよう
胸を大きくするには、ホルモンのバランスと腺の活動の機能を向上させる必要があります。そのため、サプリメントを摂るのがお勧めです。一例として、ダミアナ、ワイルドヤム、ノコギリヤシ、レッドラズベリーなどのハーブ系のサプリメントを摂ってみると良いでしょう。
最近ではバストアップに特化したサプリメントもたくさん出ています。詳しくはバストアップサプリのおすすめランキング10選もチェックしてみると良いでしょう。
バストアップは多くの女性が目指すところでもあり、年齢を重ねてもグラマーなスタイルを維持するにはバストアップは欠かせませんね。
胸だけを大きくするのは簡単なことではありませんが、食べるものとエクササイズ、マッサージである程度大きくすることも可能なのです。バストは1日してならず、です。気長に取り組んでみてくださいね。