ヘアサロンを筆頭に今では個人サロンと呼ばれる店舗が続々と出店しています。ヘアサロンが最も代表的ですが、他にもエステや脱毛サロン、ネイルやマツエク、リラクゼーションなど自宅やマンションの一室を借りて、個人で開業しているサロンはかなり多いです。
これだけ個人サロンが増えてきた背景には個人でもSNSなどを使って、ネットで簡単に集客ができる時代になってきたことが大きいのではないでしょうか。
今回はこうした個人サロンの集客や一般店舗との違いについて解説していきたいと思います。
雇われよりも個人サロンのほうが儲かる?
特に美容業界などは給料が安いイメージが強く、せっかく憧れの美容師になれたとしても収入が少ないと満足度も低くなってしまいます。
お店である程度実績を積んで独立すれば大きく稼ぐことも可能です。従来だと相当資金を貯めて、店舗を借りて集客してスタッフを雇って・・・と、独立するには大きなリスクも伴いました。
しかし個人でマンションの一室で開業する場合は、それほど大きなリスクもありません。
サロンの業態にもよりますが、業種によってはほとんど設備投資も必要ない場合もあります。
こうした個人サロンの場合は固定費を除けば、ほとんどが技術料となりますので、雇われて働いているよりは実入りが大きくなることもしばしばです。
もちろん、消耗品などの仕入れなどが必要なものもありますが、割合的には1割程度に収まることが多いでしょう。
ある程度顧客を確保することで、雇われで働くよりは稼ぎが大きくなる人も多いと言えます。
集客はSNSをフル活用
個人で運営するサロンの集客で大切なのはいかに人としてお客様に気に入ってもらえるかではないでしょうか。もちろん技術的なスキルは必要ですが、やはり人対人のビジネスです。
大型店の場合はいろんなスタッフが接客することもありますが、個人サロンの場合はその人だから通っているということも珍しくありません。
むしろ人柄や接客を気に入ってもらって通っている人のほうが多いかもしれません。
これはリピーターのお客様だけでなく、新規の顧客獲得でも同じことが言えます。
そこで活用したいのがSNSです。特に個人サロンの場合は女性向けのものが多いため、インスタグラムなどが有効でしょう。
単にお店の紹介だけだとあまり読まれたりしないのですが、少し自分の個性を出しつつ、ユーザーに役立つような投稿も入れていくことで、フォロワーやいいねを集めやすくなります。
個人サロンで成功しているところはインスタグラムをフル活用している人も多いです。基本的にSNSは無料利用できるため、できる限り活用しましょう。
とにかくネットでの露出を増やすことが大切
インターネットでの集客は本当にいろんな方法があります。代表的なものとしてSNSを挙げましたが、従来なら検索エンジンからの集客が一番でした。時代の流れとともに最近はこうしたSNSからの集客がかなり増えてきている印象です。
また美容サロンなどに関しては、ホットペッパービューティーなどを始め、様々な美容系のサイトがあります。コストがかかるもの、無料のもの、いろんなサイトがありますが、とにかくまずはネットでの露出を増やすことが大切です。
特に個人サロンに関しては、今後もさらに競争が激化していくと思われます。そのうちほとんどが個人サロンになるのではないか、と思えるほど個人での開業は続いています。
一番難しいのはある程度リピーターができて商売が軌道に乗るまでの最初の半年から1年ぐらいでしょう。この期間にどれぐらい新規の顧客を獲得するかは、やはりいかにしてネット集客を成功させるかにかかっています。