結婚して子供が生まれて育児に追われると、女性にとって一番が子どもになります。夫婦二人の時はラブラブな新婚生活を送っていた人も多かったと思いますが、子どもが生まれることで生活が一変してしまいます。
もちろん子育ても含めて幸せな家庭を気付いている人もたくさんいらっしゃると思いますが、女性は子育てに追われてしまうと、だんだん旦那を遠ざけるようになり、夫婦間に亀裂が入ってしまい、ひどい場合は旦那さんを生理的に受け付けないようになる人も少なくありません。
よくネットの掲示板でも旦那がここが嫌いだとか、旦那の愚痴とかの書き込みを見かけますが、例えネットであってもこうして発散して誰かに聞いてもらえ場があるのはいいと思います。
旦那が嫌いになってしまう理由についてはいろいろとありますが、子供が生まれてからのケースがほとんどです。そもそも子供がいない状態で、嫌いになってしまったら離婚すればいいだけの話ですので、たいした問題にはなりません。
しかし、子どもがいると彼らの教育のためにも離婚を踏みとどまるために、いろいろと我慢しながら日常生活を送っている人はかなり多いのではないでしょうか。
今回は旦那さんを嫌いになってしまう理由をいくつか紹介したいと思います。
そもそも性格が合わない
結婚する前にある程度長い期間付き合った者同士なら、それほど大きな違和感はないかもしれませんが、結婚すると一緒に生活することになります。
お互い独身で別々に暮らしていた時は感じなかったことでも、一緒に生活することで気になることが出てくる人も多いと思います。特にトイレやお風呂、食事、就寝など日常生活の隅々まで一緒に生活するわけですから、かなり細かいことが気になる人も出てくるかもしれません。
特に女性は家でトイレ掃除やお風呂掃除など家事をやる時間も多いと思いますので、ちょっとした汚れでイラついてしまったりして、それが積み重なることで急に旦那が嫌いになってしまうこともあります。
夫婦二人の時はまだ問題ないですが、ここに子供が生まれてしまうと旦那との距離が一気に開いてしまう人も多いようです。
お金の使い方や価値観
独身時代は気前の良かった旦那も結婚して一緒に生活するとそういう訳にはいきません。財布は別々にするか、奥さんが管理するかにもよりますが、特にお金に関しては夫婦2人の違いを感じやすい部分ではないでしょうか。
女性はできればしっかりと財布を握って管理したいところだと思いますが、男性はやっぱりたまには自由に使いたいという人も多いと思います。給料を好きに使っていた独身時代から考えると、お小遣い制はなかなか厳しいものがあります。
もちろん旦那さんがかなり稼いでくれる人なら問題ないですが、ほとんどの一般家庭はそうはいきません。
女性が毎月がんばってやりくりしているのに、旦那さんは外で飲み歩いたりしていては確実に夫婦仲は悪くなってしまうでしょう。
日ごろの言葉遣いや接し方
ずっと一緒に生活していると旦那の言葉遣いや自分への接し方に嫌悪感を持ってしまう人もいます。昔は優しかったのに、だんだんえらそうになってきたり、常に上から話すようになったりといったことが続けば、だんだんと嫌いになってしまうのも仕方ありません。
長年連れ添っていると相手に対してだんだんと気を遣わなくなったり、態度も大きくなったりして、それが当たり前のような行動をとる人もいます。
また、妻の話を全然聞いてくれなとか、子どもの相談ごととかもちゃんと考えてくれなかったり、とにかくこっちが一生懸命話しているのに、適当に受け流されたりすることが多いとどうしても旦那に対して嫌悪感を抱いてしまうでしょう。
家事や育児など家のことをまったくやらない
旦那を嫌いになる理由としては家事や育児を手伝わないというも定番のひとつでしょう。そもそもの原因はこうした日常のことが積み重なった結果ということも少なくありません。
昔は旦那は外で働き、妻は家で育児と家事をやるというのが決まりでした。もちろん今でもそういった家庭も多いと思います。しかしそこそこの収入があって旦那だけの収入で余裕で暮らしていける家庭ならいいのですが、夫婦共働きなのに旦那が家事を手伝わないというのはかなりストレスが溜まることでしょう。
特に最近は共働きの家庭も多いのでやはり男性は少しでも女性の負担を軽くするためにも、家事や育児にも積極的に参加することが望ましいでしょう。
女性は出産を経験すると旦那が嫌いになる?
子どもが生まれてから旦那が嫌いになるという人がかなり多いのですが、これは単に子供に時間を取られるということだけが原因ではありません。
例えば女性は出産を経験することで、体調に変化が現れたり、ホルモンバランスが崩れたりしてしまうことがあります。出産後は特にイライラしやすくなったり、精神的に落ち着かなくなったりしてしまうことがあるため、ちょっとしたこと旦那の言動に腹を立ててしまったりするということもあります。
こうした体調の変化から、旦那の言動などを生理的に受け付けなくなってしまう人も珍しくないのです。特に精神状態はというのはホルモンバランスによるところが多く、コントロールするのが難しいのが現状です。
出産後に旦那が嫌いになるケースは非常に多いのですが、一定期間を過ぎると元に戻るケースも多く、必ずしもそのままずっと夫婦間が良くないという訳ではありません。
しかし一方で何年もずっと旦那嫌いが続き、慢性的に旦那を受け付けなくなってしまうケースもあります。そのような場合はいずれ離婚につながるケースも出てきます。
ほとんどの家庭では出産後は夫婦間がうまくいっていなくても、子どものためにということもあって我慢して家族を続けているところも多いでしょう。
旦那嫌いを克服するためには
旦那は嫌いだけど子供のこともあって離婚する勇気もないという人も多いと思います。そんな時はなんとか対処法を見つけるしかありません。
一番の対処法はしばらく距離を置くことです。これは物理的な距離という部分と精神的な距離という部分の両方の側面があります。
もちろんいきなり別居とかになってしまうと子育てにも影響してしまいますので、会話を減らすとか旦那が休みの日はできるだけ自分は友だちや子供と出かけるなど、少し距離を置くようにすることでかなり気分転換にもなります。
また可能であれば友だちと旅行に出かけてみたり、ママ友と子供連れで旅行に出かけてみたりするのも良いでしょう。
旦那にとっては夜家に帰ってくるとご飯があるのが当たり前と思っている人が多いと思います。奥さんが旅行にでかけて自分だけになってしまうと、食事はもちろんお風呂の準備などいろいろとやらないといけないことが出てきます。
そうなると旦那さんも少しは奥さんのありがたみを分かってくれる可能性もあるでしょう。またストレスを溜めないためにも旦那さんの愚痴を共有できる友だちを持つこともいいでしょう。
旦那さんとの問題を解決するには、夫がどんどん嫌いになる…よくある理由7選と嫌いな旦那と過ごす立ち回り法11選も非常に参考になりますので、お時間のある時にでもチェックしてみて下さい。
どこの家庭もそうですが、結婚してからずっとラブラブの夫婦なんて意外と少ないものです。ある程度のことはお互い我慢しつつも、うまくストレスを発散することも大切です。